毎月最新の米国特許・商標侵害訴訟重要判例を日米の専門家が解析

ニューヨーク州弁護士 クリストファー・E・チャルセン(ミルバンク・ツィード・ハドリー&マックロイ法律事務所)
 弁理士 大塚康徳監修(大塚国際特許事務所)

     
月刊ザ・ローヤーズ掲載月別 判例内容

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2007年12月号
・In Re Stephen W. Comiskey 事件(No. 2006-1286 (Fed. Cir. September 20, 2007))
 ビジネス方法が特許の対象となる主題であるための要件が争われた事件
・BMC Resources, Inc. 対Paymentech, L.P.事件(No. 2006-1503 (Fed. Cir. September 2007))
 複数当事者による特許権の共同侵害が成立するための要件
・GP Indus., Inc.,対Eran Indus., Inc.事件(No. 2007-1087 (Fed. Cir. September 20, 2007))
 特許権侵害を警告するための警告状を第三者に送付することを差し止めるための基準が示された事件

2007年11月号
・Integra Lifesciences I, Ltd., et al. 対Merck KGaA, et al.事件(No. 2002-1052, -1065 (Fed. Cir. July 27, 2007))
 FDA申請に関連する特許発明の使用と、271条(e)(1)による免責が適用される範囲との関係について取り扱った事件
・SafeTCare Mfg., Inc. 対 Tele-Made Inc. 事件(No. 2006-1535 (Fed. Cir. August 3, 2007))
 明細書の記載に基づいてクレーム範囲を限定的に解釈し、非侵害認定をした事件
・Icon Health and Fitness, Inc.事件(No. 2006-1573 (Fed.Cir. August 1, 2007))
 KSR事件の最高裁判所判決の観点から、異なる分野の発明が自明性判断における類似技術になり得るかを判断した事件

2007年10月号
・Takeda Chemical Industries, Ltd. 対 Alpharpharm Pty.事件(No. 06-1329, 2007 WL 1839698 (Fed. Cir. June 28, 2007))
 化合物に関する発明の自明性の判断基準
・The Saunders Group, Inc. 対 Comfortrac, Inc.事件(No. 06-1576, 2007 WL 1827843 (Fed. Cir. June 27, 2007))
 クレーム解釈における関連出願の影響
・Festo Corp.対Shoketsu Kinzoku Kogyo Kabushiki Co., Ltd.事件(No. 05-1492, 2007 WL 1932269 (Fed. Cir. July 5, 2007) (Festo XIII))
 審査過程における補正が及ぼす均等論の適用への影響

2007年9月号
・Monsanto Co. 対McFarling 事件(No. 05-1570, 2007 WL 1502080 (Fed. Cir. May 24, 2007)(McFarling III))
 損害賠償訴訟において、他の実施権者との間で確立している実施料を超える額の賠償額が認められるか
・Honeywell Int, l, Inc. 対Universal Avionics Sys. Corp. 事件(No. 05-1112, 2007 WL 1518852 (Fed. Cir. May 25, 2007))
 完成した発明の試験ではなく、発明を完成させるための試験は実験的な使用に相当するため、公然使用とはいえない
・Motionless Keyboard Co. 対 Microsoft Corp.事件(No. 2005-1497, 2007 WL 1531401 (Fed. Cir. May 29, 2007))
 出願前に実施された行為が不特許事由である公然使用から除外される実験的な使用であることを立証するには、事実の証明が特に重要である

2007年8月号
・Leapfrog Enterprises, Inc. 対Fisher-Price, Inc.事件(No. 06-1402, 2007 WL 1345333 (Fed.Cir. May 9, 2007)
 KSR事件における自明性に関する最高裁判決に基づき、複数の公知技術の組合せにより特許発明の自明性を判断した事件
・Central Admixture Pharmacy Services, Inc.対Advanced CardiACSolutions, P.C.事件(No. 06-1307, 482 F.3d 1347 Fed.Cir. Apr. 3, 2007)
 訂正証明書による特許クレームの補正の有効性に関する事件
・Intamin Ltd. 対Magnetar Tech., Corp.事件(No. 05-1546, 2007 WL 1138489 Fed. Cir. Apr. 18, 2007)
 独立クレームの権利範囲解釈に対する、従属クレーム及び明細書の記載の影響を扱った事件

2007年7月号
・eSpeed, Inc. 対 Brokertec USA, L.L.C.事件(No. 2006-1385, 2007 WL 817665 Fed. Cir. Mar. 20, 2007)
 審査過程における不正行為による権利行使の制限
・Cross Medical Prod., Inc. 対 Medtronic Sofamor Danek, Inc.事件No. 05-1415, 2007 WL 817660 (Fed.Cir. March 20, 2007)

 均等論適用上の禁反言と出願過程における補正
・SanDisk corp.対ST Microelectronics Inc.事件No. 05-1300, 2007 WL 881008 (Fed. Cir. Mar.26, 2007)
 確認訴訟における合理的懸念の要件

2007年6月号
・Cargill, Inc.対Canbra Foods, Ltd.事件-Nos. 2006-1265, -1302, 2007 WL466248 (Fed.Cir.Feb. 14, 2007)
 化学分野の発明の審査において試験データの提出を怠ると審査官を欺く意図があったとして特許が無効になる場合がある
・Hakim 対Cannon Avent Group, PLC事件(Nos. 2005-1398, 2007 WL 542697 Fed. Cir. Feb. 23, 2007)
 親出願で一部放棄された技術的範囲を継続出願において取り戻すには、取り戻そうとする内容を審査官に再検討してもらう必要がある
・AquaTex Indus., Inc.対Techniche Solutions事件No. 2006-1407, 2007 WL582392 (Fed. Cir. Fe. 27, 2007)
 均等論に基づき侵害を主張する者はリミテーション・バイ・リミテーションに基づいた専門家証言を得なければならない

2007年4/5月号
・Propat Int'l Corp 対Rpost, Inc.事件-Nos. 2006-1222, -1223,-1270, 2007 WL 14688 (Fed. Cir. Jan. 4, 2007)
 侵害訴訟におけるライセンシーの原告適格
・ボダ博士 対 Cordis Corp.事件-No. 05-1238, 2007 WL269431 (Fed. Cir. Feb. 1, 2007)
 外国特許に対する外国での侵害行為に関する米国裁判所の裁判管轄権
・Medimmune, Inc. 対 Genentech, Inc.事件-127 S.Ct. 764 (2007)
 実施料を支払いながら、特許無効を主張するライセンシー

2007年3月号
DSU Medical Corp. 対JMS Co., Ltd.事件-No. 04-1620, 2006 WL 3615056 (Fed. Cir. Dec. 13, 2006)
 被告の寄与侵害及び誘引侵害認定に関する指針を示した事件
・Plumtree Software, Inc. 対 Datamize, LLC事件-No. 06-1017, 2006 WL3703180 (Fed. Cir. Dec. 18, 2006)
 特許侵害訴訟に脅かされている第三者が確認訴訟を提起できる要件を取り扱った事件
・Ventana Medical Systems, Inc. 対 BioGenex Laboratories, Inc.事件-No.06-1074, 2006 WL 3821175 (Fed. Cir. Dec. 29, 2006)
 特許明細書の記載が請求項の解釈に与える影響について取り扱った事件

2007年2月号
・PHG Technologies, LLC対St.John Companies, Inc.事件-2006 WL 3334937 (Fed. Cir. 2006)
 意匠がもっぱら機能にのみ依存するものではないことを立証するために代替意匠が存在することが証拠として争われた事件
・Abraxis Bioscience, Inc. (formerly known as AstraZeneca Pharmaceuticals LP and AstraZeneca UK LTD.) 対Mayne Pharma (USA) Inc. 事件-467 F.3d 1370 (Fed. Cir. 2006)
 文言侵害が否定されたものに均等侵害が認められた事件

2007年1月号
・Conoco, Inc. 対Energy & Environmental International, L.C.事件-No. 05-1363, -1461 (Fed. Cir. Aug. 17, 2006)
 クレームにおける「consisting of」と権利範囲の解釈
・Fuji Photo Film Co. 対 Jack C. Benun, et al.事件-No. 05-1445 (Fed. Cir. Aug. 23, 2006)
 ITCの排除命令と地方裁判所の差し止めに関する裁判の管轄権
・Meade Instruments Corp. 対 Yamcon, Inc.事件-No. 05-1555 (Fed. Cir. Aug. 25, 2006)
 クレームの解釈
・Alza Corp.  対 Mylan Labs., Inc. 事件- No. 06-1019  (Fed.Cir. Sept. 6, 2006)
 自明性判断における組み合わせの動機付け